交通事故被害者に向けた情報サイトです。保険会社の言いなりにならないように、情報武装しましょう!

交通事故DUI|交通事故に強い弁護士の情報サイト

交通事故

交通事故紛争処理センターに依頼するメリット・デメリット

更新日:


通勤や休日の買い物の足として、自動車を運転している人は多いことでしょう。自動車を運転していると、自分は最善の注意を払って運転していても、事故に巻き込まれてしまうことがあります。このような自動車事故が生じた場合、任意の自動車の保険に加入している場合、事故処理を保険会社に任せることが多いかもしれません。

もっとも、保険会社による交通事故示談の交渉がスムーズにいくとは限りません。また、100%相手方に過失があり、自分に過失がない場合には保険会社に示談交渉してもらうことは許されません。このような場合、弁護士に依頼することも一つの手ですが、弁護士費用等を考えると躊躇することがあるかもしれません。そこで、交通事故紛争処理センターに申立てることも検討すべきです。

交通事故処理センターとは

交通事故処理センターは、公平中立な立場から、交通事故の被害者と加害者とが和解できるよう、弁護士が間に入ってあっせんを行う場所です。自分で申立てを行うことができ、費用は無料であるため、手軽に利用できる存在といえます。また、当人同士での示談交渉がまとまらなかった場合には、裁判所に訴訟提起するのが一般的ですが、裁判をするとどうしても時間がかかるというデメリットがあります。そこで、早期に、交通事故被害者を救済できるようにとの趣旨で設立されているため、早期解決に資する場といえます。通常、3から5回程度の期日が設けられ、事情の聴取が行われます。そして、最終的に、中立な立場にある弁護士から、和解案が提案されます。この和解案は、双方が納得しなければ和解は成立しません。もっとも、和解が成立しない場合でも、申立人は、審査会での審査を求めることも可能です。審査会は、複数の弁護士ら専門家から構成され、法的に妥当と考えられる裁定案が提示されます。この提示に対して、被害者である申立人は、不利だと思えば、裁定を受ける必要がありません。この場合、裁判の提起等、他の紛争解決手段をとることも可能です。他方、加害者である被申立人は、不利な内容であっても、裁定を蹴ることは認められていません。被害者に納得のできない内容で確定することはありませんし、被害者が納得的る内容の裁定が出た場合には、早期に解決できるという点で、被害者側にメリットが大きいといえます。

交通事故紛争処理センターは限られる

他方、交通事故紛争処理センターは、都市部を中心に全国に11か所しか存在しません。自分で申立てを行う場合、毎回、出席する必要があるため、近くにない場合には利用が難しいです。また、すべての自動車事故案件を受けつけるるわけではありません。訴訟等、他の紛争解決機関による手続きが進行している場合には、利用できません。後遺症が確定していない間も申し立てることができません。また、あくまで、被害者、加害者間の紛争解決の機関であるため、自分が加入する保険会社との間の保障内容に関するトラブルについては、申立てすることも認められません。相手方の加入する意保険会社によっては、利用できないこともあります。

利用できない場合もありますが、早期解決を求めるのであれば、一度、交通事故紛争処理センターに申立ててみるのもよいかもしれません。

-交通事故

Copyright© 交通事故DUI|交通事故に強い弁護士の情報サイト , 2017 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.